ニートにハーブティーは要らない

ニートにハーブティーは要らない

ガバガバのブログです

さいきん

地に足つけて生きている人間の言葉にはドライヴ感がある

地に足つけて生きている人間の言葉には、ドライヴ感がある。 一見それは意味不明の言葉であっても、たしかな重量をもったカウンターパンチとして身体に響いてくる。 小さい頃は、よく喫茶店に預けられていた。祖父が自宅の一部を改造してやっていた喫茶店で…

あの頃、公文式で苦悶していた

はい。 この鞄を見て、一瞬にして時をかけた人も多いのではないでしょうか。「くもん行っくもん♪」でおなじみのくもん学習指導教室のバッグですね。 ついこの間、この黄色とネイビーの鞄を持った子供たちが脇を駆け抜けていったとき、まさしくわたしも時をか…

あなたはほうじ茶でアガれるか? おばさん群像劇『滝を見にいく』

「あんただっておばさんになるのよ」 背中にぴしゃりと投げつけられた言葉を払いのけ、「なるもんですか」と思いながらずんずんと生きていくうちに、少女たちは瞬く間におばさんになっていく。「かわいいおばあちゃんになりた~い♡」と言う少女はいても、「…

旅の恥をかき捨てると自我が崩壊する

ついこの間、所用で箱根鉄道のとある駅に行った。博物館でひとしきり見学したあと駅のホームにたどり着くと、登山の装備をした楽しげな高齢者集団や、ツーリングみたいな恰好なのになぜか鉄道に乗ろうとしている中年集団などがわらわらと憩っていてにぎやか…

その電車が銀河鉄道に変わるとき

電車に乗っているとき、ずっとこのまま居られたらと思うことがある。そう思わせる車両がたまにある。 他人の気配や視線というのは緊張をもたらすものだけど、不思議なくらいそれが無い車両なのだ。他人同士が絶妙な空気感で配置されていて、誰も各人をじろじ…

わたし(8才)責任編集『五日間でねこになれよう。』

「子供は汚れがない。純粋だ。」なんていうのは子供の頃を覚えていないひとの言うことです。女子小学生ほどバリエーション豊かな悪口を言う生きものはいませんし、男子小学生ほどトンボやカエルをいじめる生きものはいません。 しかし子供の頃にもっていた、…

うそつきカンちゃんのこと

中学生のころ、ちょっと闇の深い友達がいた。カンちゃんと呼ばれていたその子は、ぽっちゃりしていて目がクリッとしていて愛嬌のあるルックスをしていた。でもときどき、底なし沼のように暗い目をしていた。わたしはその子と同じ剣道部に入っていて、あんま…

父という名の野性

「ちょっと川の様子見てくる」 死亡フラグとして名高いこのセリフ、うちの父親は実際に言った。(ふつうに生きている) 毎年台風が来ると、川の様子を見に行って転落して死ぬ人がいる。こちらとしてはなぜそんなに川が気になるのか不思議でしょうがないけど…

ダイエー横浜西口店セルフレジの躁うつ感について

今はどうなのかわからないけど、横浜駅西口にあるダイエーのセルフレジのテンションが独特だったことを思い出した。 たいてい、セルフレジとは元気の良いものだ。どこかのいい声をしたお姉さんが「商品をスキャンしてください♪」と言ってくれる。セルフレジ…

覚醒・暴れメガネ★★★★★

朝、ゴミ出しをしたついでに近所を散歩していた。前住んでいたところと違い、ほどよく人がいてにぎわっており歩きがいがある。そのときのわたしは、筒みたいなまっすぐなワンピースにサンダル、家用にしているウディ・アレンみたいな変なメガネをかけた近所…

昔ながらの銭湯って、番台から裸丸見えなんですね

超絶レトロな銭湯、太平館 今日は兄が「下町のレトロな銭湯に行きたい。アッツアツの黒湯がいい。」と言ったので、少しだけ足をのばして太平館に行ってきた。 k-o-i.jp いや、本当に昭和で時止まってた。 まず玄関で靴を脱ぎ、木札を抜き差しするタイプの靴…

架空の天才子役そよかぜちゃん

兄の話をしよう。 明日の早朝、なぜかはるばる青森からわたしの家に来るらしいので、思い出を振り返りたくなった。 兄は色が黒く、太っていた。高校のときはラグビー部だったが、兄こそがラグビーボールのようだった。 ハンバーグ&ステーキレストランチェー…

YONCEに似ているひとに出会った

最近、YONCEっぽい人に出会った。 出典s-media-cache-ak0.pinimg.com 短髪で、前髪はすこし後ろに流していて、おでこが見えている。顔の骨格といい、首がひょろっと長い感じといいYONCEのそれだった。 もうその条件だけでわたしは「あいつはYONCEだ」と息巻…

クリープハイプの『明日はどっちだ』を聴いて心を奮い立たせているOLの皆さん

全国のクリープハイプのファンは、いまだに肩身のせまい思いをしてるのだろうか。 死ぬまで一生愛されてると思ってたよ アーティスト: クリープハイプ 出版社/メーカー: Getting Better 発売日: 2013/03/19 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログ…

下ネタのセンスがコロコロコミックレベルで止まっている家族

コロコロコミック 2018年 09 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/08/10 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 家族×下ネタって結構吐き気のする組み合わせだと思う。それにしてもうちの家族は下ネタのレベルが低すぎる。うんこだのオナ…

Nissyこと西島隆弘さんの黒い乳首を前にしながら、クレープを粛々と売るお姉さん

ある日、渋谷駅が茶褐色だった。よく見るとそれはNissyの裸体だった。 特別付録DVD付 anan (アンアン)2018/08/15・22 No.2114[愛とSEX] 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2018/08/08 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る いつも何かし…

さくらももこの親子観について

さくらももこのエッセイ 『そういうふうにできている』 さくらももこが亡くなった。まるちゃんよりエッセイが好きだった。ブログを読んでいると結構そういう人がいて、なんとなくみんな文章がさくらももこっぽいから微笑ましくなってしまう。わたしもちょっ…

一人称がない男と付き合っている

わたしの恋人には一人称というものがない。正確には「僕」と呼ぶはずなのだけど、めったに言わないので、ないようなものだ。そもそもが無口なので、言語そのものをあまり口にしないのだけど、一人称に関しては言うのを巧みに避けるようにして暮らしている。 …

静岡県に対する「お茶かよ!」というツッコミ

リンカーンでの三村のツッコミ https://books.rakuten.co.jp/rb/12837423/ 人生のうちで、最もさまぁ~ずの三村とテレビ越しに接していたのは、リンカーンが放送されていたときだ。あのときの三村は画期的だった。「○○かよ」というシンプルなツッコミを機能…

田舎のお祖母ちゃんがearth music&ecologyで服を買い始めた

後期高齢者 meets earth music&ecology *1 タイトル通りである。 earth music&ecologyの年齢層が大きく変わり始めている。 母から電話がかかってきて「お祖母ちゃんがね…」と切り出されたとき、真っ先に「ああ、何か病気でも見つかっただろうか」と思った。 …

「ハゲキャラ」という生き方

『サラバ!』でわかった、頭髪が薄くなったイケメンの悲哀 西加奈子さんの『サラバ!』、正体不明の熱い涙を流しながら歌舞伎町のびっくりドンキーで読みふけった本です。この本の歩という主人公がもつ、尊大な羞恥心と臆病な自尊心が、どうも身につまされて…

お盆のバーベキュー大会に気合いを入れるガン患者

うちの親戚は、お盆に盛大なバーベキュー大会を開催する。この不謹慎スレスレのイベントの中心になっているのが、マサおじさん(70)である。 マサおじさん(70)と書くと、田舎に帰省するたびになんだかちっちゃくなっていく、人の良いじいさんという感じがする…