ニートにハーブティーは要らない

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よく深夜に更新します

忌野清志郎がセブンイレブンの人みたいになってて悲しいので愛をこめておすすめ曲を紹介する【RCサクセション編】

 

 

 「忌野清志郎」の画像検索結果

セブンイレブンの人、だと?

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のっけからタイトルうっとうしいですが

わたしは複雑な気持ちなわけです。

忌野清志郎の話をしようとすると、「ああ、ずっと夢~をみて~~の人ね?」と言われることが。これはわたしが大学生だからかもしれませんが、周囲からは忌野清志郎セブンイレブンの曲の人として認知されつつあるようです。これは看過できない。

 デイ・ドリーム・ビリーバー~DAY DREAM BELIEVER~

わたしと忌野清志郎

 

「忌野清志郎」の画像検索結果

https://goo.gl/images/yKgeHA

なかなか本題に入らずすみません。

わたしは清志郎フリークの母親に育てられ、おそらく胎教も清志郎、子守歌も清志郎。家では四六時中清志郎が流れてる。清志郎生まれ清志郎育ちなんです。一時期は「好きな歌手は?」と母親に聞かれたら「清志郎。」と答えなきゃいけなかったこともあり、もはや狂気的なまでに清志郎英才教育を施されてきました。そんな感じだったんでもちろん清志郎の生涯を通した、音楽活動のすべてを知っているのです。関連本だってほとんど読んでる。

昔は親の聴いてる音楽なんてかっこ悪いと思ってたけど、今はしみじみいいなあと思う。だからこそ、清志郎セブンイレブンの人で終わらせたくない。今からわたしが個人的に大好きな曲を紹介していくので、どうぞ見ていってください。

 

アルバムごとにおすすめ曲をピックアップしていきます。なお、最高な曲が在りすぎるので【RCサクセション編】と【忌野清志郎ソロ編】にわけようと思います。後者については後日アップします。

おすすめ曲【RCサクセション編】

 

 

そもそもRCサクセションとは

 

RCサクセション(アールシーサクセション、RC SUCCESSION)は、日本のロックバンド

忌野清志郎をリーダーとし、「King of Rock」「King of Live」の異名をとるなど「日本語ロック」の成立や、現在日本で普通に見られるロックコンサート、ライブパフォーマンスのスタイルの確立に大きな影響を及ぼした。実際、RCサクセション  に影響を受けたと公言するミュージシャンは非常に多い。

彼らが発信するファッションや言動などは音楽業界にとどまらず若者の間でサブカルチャー的存在とまでなり、1980年代を中心にまさに時代を席捲した。                    

wikipediaより

 

一番の代表曲はこちら、『雨上がりの夜空に』

 ※タップすると再生されます

 
この動画に映ってるギターのお兄さんが、仲井戸麗一さん(通称チャボ)という清志郎の唯一無二の親友です。以下、チャボと呼びます。
 
「仲井戸麗市」の画像検索結果
 
とてもかっこよい方です。

 

CHABO’S BEST(1985?1997)VOL.1

CHABO’S BEST(1985?1997)VOL.1

 

 

それでは本題に入りましょう。もう『雨上がりの夜空に』は紹介しません。アルバムごとに行きます。超長くなりますよ。

 

『初期のRCサクセション』 1972年

 

初期のRCサクセション+4

初期のRCサクセション+4

 

清志郎がまだエレキに目覚める前。高校生の頃に、テレビ番組「ヤング720」(TBS系)のオーディションに合格し、その後デビュー。フォークバンドとして出したアルバムがこちら。チャボともちょうどこの時期に出会っていたようです。この頃からギラギラした曲をいっぱい出していました。

 

 

2時間35分 

 

 ※タップすると再生されます

意外と知られていない、ノーメイク時の顔。

すばらしい君が ぼくを好きだって

こんな気持ちは初めてなのさ

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l0050f3.html

大好きな彼女と電話してたら2時間35分たっちゃってました、という歌。いいねいいね良かったね。

 

 

ぼくの好きな先生

 

ぼくの好きな先生

ぼくの好きな先生

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たばこを吸いながら あの部屋にいつも一人

ぼくと同じなんだ 職員室がきらいなのさ

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l005b7f.html

高校をサボりがちだった清志郎を唯一認めてくれた美術部の恩師、小林先生にささげた歌。こんな先生に出会いたかった。

 

 

シュー

 

シュー

シュー

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一人じゃ何にも言えないけれど

今はみんなといっしょだもんね

烏合の衆 烏合の衆

烏合の衆 衆 衆

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l005102.html

周囲に流されて自分を持たない「烏合の衆」をディスる歌。このころから反骨精神がすごいですね。

 

 

金もうけのために生れたんじゃないぜ

 

 

金もうけに疲れて 死んでいくなんて

悲しい事さ

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l019177.html

 

この曲の前の曲のタイトルは「この世は金さ」です。以上。

 

そしてこのアルバムのあと、清志郎たちは仕事を干されて暗黒の時代を送ります。

シングルマン』 1976年 再発売1980年

 

シングル・マン+4

シングル・マン+4

 

屈指の名盤『シングル・マン

事務所のごたごたのせいで一度はお蔵入りするも、再販運動が起こったほどの名曲ぞろい。ロック色はまだあまりなく、ナイーブな曲が多い。しかしファンには根強い人気があるアルバム。わたしも擦り切れるほど聴いた。他人に対する不信感だとか、社会と断絶されたほの暗い暮らしのなかに煌くあの娘との時間だとかが濃密に詰まっている。爆発前の、エネルギーを鬱々とため込んでいた時の清志郎がわかる一枚。

 

 

ファンからの贈り物

 

ファンからの贈りもの

ファンからの贈りもの

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贈り物をもらったら ぼくがあの娘に贈るのさ

つまらないものは ゴミ箱に捨てるぜ

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l023339.html

ファンに貢物をおねだりし、さらにそれを彼女にあげると宣言。鬼畜な一曲。裏声とだみ声を使い分けた、二度おいしい曲でもある。なにかのライブではYO-KINGが歌ってた。

 

 

 

うわの空

 

うわの空

うわの空

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君は空を飛んで、

陽気な場所をみつけて そこで結婚すればいい

誰かいいひとみつけて そこで結婚すればいい

君は空を飛ぶのが大好きなんだ 

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l023336.html

地味だけど、熱狂的ファンの間では人気な曲。今でいったら。ちょっと違うかもしれないけど相対性理論みたいなシュールな歌詞。乾いたさみし気なフォークギターと、つぶやくような歌い方。音数がとても少ないのに、情感たっぷり。

 

 

甲州街道はもう秋なのさ

 

甲州街道はもう秋なのさ

甲州街道はもう秋なのさ

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ぼく まっぴらだ

もうまっぴらだ

これから来ないでくれないか

ぼくもうまっぴらだよ

うそばっかり

うそばっかり

うそばっかり

うそばっかり

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l0050fe.html 

これ以上に秋のはじめのさみしさに馴染む曲を知らない。清志郎はなぜか若いころ山梨によく行っていたらしく、そうして車を走らせているときにうかんだ歌なのかなあと妄想する。「うそばっかり、うそ、うそ、うそ」と哀しげに連呼する後半部分、うかつに聴いてはいけないほど重苦しい。

 

 

スローバラード

 

スローバラード

スローバラード

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昨日はクルマの中で寝た

あの娘と手をつないで

市営グランドの駐車場

二人で毛布にくるまって

 

カーラジオからスローバラード

夜露が窓をつつんで

悪い予感のかけらもないさ

あの娘のねごとを聞いたよ

ほんとさ 確かに聞いたんだ

作詞:忌野清志郎 作曲:みかん http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l004b3c.html

わたしはずっとスローバラードが描く恋愛の風景に憬れ続けている。社会と断絶されているような狭い車のなかで、僕とあの娘は同じ夢を見る。夜露に包まれながら。

謡曲は時代が変われば古くなるけど、こういう小さなラブソングが描く風景は色あせない。清志郎はこの曲を実体験に基づいて書いたらしいけど、実際はグラウンドの警備員が見回りに来たりなんかしたらしい。

『ラプソディー』  1980年 

 

ラプソディー

ラプソディー

 

RCサクセションがロックバンド編成になって間もないころの久保講堂でのライブを収めたアルバム。チャボが加入してバンドとしての個性が強まり、清志郎のカリスマ性も確率されつつあった。「何かやってくれそうなバンドが現れた」という観客の期待感と、それに応える清志郎の勢い。

うちの母が昔のライブ映像を見せながら、米粒みたいな自分を指さして「これ!!これわたし!!!!」と興奮気味に伝えてきたことが懐かしい。ファンにとっては、あのときの熱狂のなかに自分が居たということは特別な意味を持ち続けるのだろう。このアルバムには、あのときの久保講堂にしかなかった熱狂がそのまま閉じ込められている。

 

 

ラプソディー

 

ラプソディー

ラプソディー

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スーツケースひとつで ぼくの部屋に

ころがりこんで来てもいいんだぜ Baby

ギターケースひとつのぼくのとこで

明日から始めるのさ

たった二人の勇気があれば

ダイジョブ ダイジョブ

きっとうまくやれるさ

 

バンドマン 歌ってよ

バンドマン今夜もまた

ふたりのためのラプソディー

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l019681.html 

 レゲエ調のラブソング。のちに清志郎の奥さんとなる石井さんに向けた曲と言われている。売れなくて腐っていた清志郎との交際を、石井さんのご両親は反対していたらしい。そんななかで、ぼくの部屋にころがりこんでおいでって、もう、若さ…。

「愛してるよBaby、お前を…ただそれだけさ」

という歌詞に号泣するファンは多かったそうな。何も先は見えないけど愛しているからとりあえずぼくのところおいでって、もう芥川龍之介ですね。

marple-hana1026.hatenablog.com

やせっぽっちな清志郎が一音一音はっきり発音しながら、力強く伝える愛のメッセージ。わたしもこの久保講堂の熱気のなかで聴いてみたかったなあと思います。

『PLEASE』 1980年

 

PLEASE

PLEASE

 

個人的に、すごく好きな曲が多いアルバム。ロックバンドとして成熟し始めて、遊びのある曲をたくさん出せるようになったころ。レコーディング技術が未発達だったことから、音がとても軽くなってしまい清志郎自身は不満だったよう。

しかし「このレコードには、人工甘味料、合成着色料、防腐剤などはいっさい使用されておらず、すべてバンドマンだけで演奏されています。安心して御利用下さい」と注記されているように、スタジオミュージシャンを使わずに、バンドだけの音で勝負しようとした意欲作でもある。

 

 

ダーリン・ミシン

 

ダーリン・ミシン

ダーリン・ミシン

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Oh お前の涙 苦しんだ事が
卒業してしまった 学校のような気がする夜
ダーリン ミシンを踏んでいる

今夜は徹夜で 部屋中が揺れている
ぼくのお正月の
赤いコールテンのズボンが出来上がる

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 https://petitlyrics.com/lyrics/268275

キュートで大好きな曲。彼女にコールテンのズボンをミシンで縫ってもらうという甘ったれた歌詞。ミシンがガタガタと動くような躍動感が、曲全体に漂っている。なんとなくゴキゲン清志郎って感じ。

「苦しんだ事が 卒業してしまった 学校のような気がする夜」って、どうしたらこんな言葉が思いつくのだろう。清志郎は詩人だ。

 

 

トランジスタ・ラジオ

 

トランジスタ・ラジオ

トランジスタ・ラジオ

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ベイ・エリアからリバプールから

このアンテナがキャッチしたナンバー

彼女 教科書ひろげてるとき

ホットなメッセージ 空にとけてった

授業中あくびしてたら
口がでっかく なっちまった
居眠りばかりしてたら もう
目が小さくなっちまった
ああ こんな気持
うまく言えたことがない ない

作詞:忌野清志郎 作曲:G1 238 471 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l0057fb.html

ファン以外にも有名な曲。日野高校の屋上でラジオ聴きながらサボっていた清志郎の実体験に基づく歌詞。そして実際、口がでっかくて目が小さいもんだから、つい笑ってしまう。

 

 

Sweet Soul Music

 

Sweet Soul Music

Sweet Soul Music

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踊りたがってるのさ
おそろいで作った この靴が今も

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l004797.html

清志郎はパフォーマンスはローリングストーンズに似ていると思われがちだけど、実際に強く影響を受けているのオーティス・レディングというソウル歌手の方なんですね。よく言う「愛し合ってるかい?」もオーティスの影響。晩年はとくにソウル寄りの曲を多く出していましたが、RC時代でソウルっぽい曲はあまりありません。そういう意味でこの曲は貴重。

なんだかメンフィスな曲。

 

 

いい事ばかりはありゃしない

 

いい事ばかりはありゃしない

いい事ばかりはありゃしない

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いい事ばかりはありゃしない

きのうは白バイにつかまった

月光仮面が来ないのと あの娘が電話かけてきた

金が欲しくて働いて 眠るだけ

 

終電車で この町についた 背中まるめて 帰り道

何も変わっちゃいないことに 気が付いて

坂の途中で 立ち止まる

金が欲しくて働いて 眠るだけ

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l011215.html

大大大好きな曲。ほんとにいい事ばかりはありゃしないものですね。

 

この歌詞の「月光仮面」は月経のことで、要は彼女が「妊娠したかもなんだけど!!!責任とって!!!!」と言ってきたということなんでしょう。そんなことつゆ知らず、小学生の頃に元気いっぱい歌ってました。

 

この曲、「新宿駅のベンチでうとうと、吉祥寺あたりでゲロはいて、すっかり酔いも醒めちまった」って言ってるんですけど、わりと行動範囲広いなおいって思いました。人間病んでるときって、無駄に歩いちゃったりするよなあと共感もしてしまいましたが。

 

とにかくこの曲はいつ聴いてもぐっときます。何もうまくいかない日はスーパー銭湯でも行って、これ聴きながらふて寝すればよし。

 

『BLUE』 1981年

 

BLUE+2

BLUE+2

 

このアルバムを出したあたりって、バンドとして絶好調の頃だと思うんですが、とにかく暗いです。売れたからこそ、売れなかった頃のくすぶった思いがよみがえったのでしょうか。なんだかナイーブな曲が多いですが、ファンからは絶大な人気を誇るアルバム。

 

 

多摩蘭坂

 

多摩蘭坂

多摩蘭坂

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多摩蘭坂を登り切る 手前の坂の
途中の家を借りて 住んでる

だけどどうも苦手さ こんな夜は

お月さまのぞいてる 君の口に似てる
キスしておくれよ 窓から

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l01121c.html

清志郎が住んでいた多摩蘭坂は、今はファンの聖地になっています。わたしも昔母親に連れていかれ、その帰りに八王子に墓参りまで行きました。

 

 

まぼろし

 

まぼろし

まぼろし

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ぼくの理解者は 行ってしまった
もうずいぶんまえの 忘れそうな事さ
あとは だれもわかってはくれない
ずいぶん ずいぶん ずいぶん長い間
ひとりにされています 

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l023633.html

清志郎にはひとつ暗い過去があります。それは日隈くんという友達の死です。清志郎の中高での同級生だった彼は自転車通学を一緒にするような仲で、RCの準メンバー的な存在になったこともありました。しかし清志郎に強い憧れをもちながら、清志郎にはなれないというジレンマを抱えていました。それだけが理由ではないと思いますが、日隈くんは鬱を患い、電車に飛び込んで自殺してしまいました。

このまぼろしは日隈くんのことを歌った曲だと言われています。

 

 

よそ者

 

よそ者

よそ者

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港の見える店 遠くに浮かぶあんな船に乗れたら
すぐにおまえをさらってっちまう

作詞:忌野清志郎 作曲:仲井戸麗一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l005109.html

なんかちょっと演歌っぽいといわれている曲。

たしかにメロディーが演歌っぽいと思わなくもないけど、歌詞に清志郎ワールドは全開。

俺達よそ者 どこに行ったって
だからさ そんなに親切にしてくれなくてもいいのに
いつの日どこかに落ち着くことができる
そんな夢を見ながら今夜ここで踊るだけでいいのに

作詞:忌野清志郎 作曲:仲井戸麗一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l005109.html

よるべない心をまっすぐに書いた清志郎流のブルース。

『EPLP』 1981年

 

EPLP

EPLP

 

 ひねくれた曲が多い。

 

 

わかってもらえるさ

 

わかってもらえるさ

わかってもらえるさ

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こんな歌 歌いたいと思っていたのさ
すてきなメロディー あの娘に聞いて欲しくて
ただそれだけで 歌うぼくさ

この歌の良さが いつかきっと君にも
わかってもらえるさ いつかそんな日になる
ぼくら何も まちがってない もうすぐなんだ

作詞:忌野清志郎 作曲:肝沢幅一 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l011219.html

すべての「売れてない」人たちに聴いてほしい曲。奮い立たせられること間違いなし。

 

 

君が僕を知ってる 

 

君が僕を知ってる

君が僕を知ってる

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今までして来た悪い事だけで
僕が明日有名になっても
どうって事ないぜ まるで気にしない
君が僕を知ってる

コーヒーを僕に入れておくれよ
二人のこの部屋の中で
僕らはここに居る 灯りを暗くして
君が僕を知ってる

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l000e9e.html

チャボが清志郎が一人で暮らす部屋に遊びに行ってわちゃわちゃしているときにできた。清志郎は小さな汚い部屋に住んでいたのに、コーヒーだけは一丁前にサイフォンでじっくり淹れていたんだそう。これはそのときの思い出を大切に閉じ込めた友情の曲。

 

『BEAT POPS』  1982年

 

BEAT POPS

BEAT POPS

 

母は最初に聴いたのがシングルマンで、次はこのBEAT POPSだったそう。アルバム名どおり、ポップな曲多め。

 

 

君を呼んだのに

 

君を呼んだのに

君を呼んだのに

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描き上げたばかりの
自画像をぼくに
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが見せる
絵の具の匂いに ぼくは
ただ泣いていたんだ

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 https://petitlyrics.com/lyrics/932324

ヤク中が見る悪夢みたいな曲。バイクのライトの点滅を思わせるギターのとぎれとぎれの音が印象的。ここを聴いただけで「君を呼んだのに」が来るぞッと思う。

清志郎ゴッホに陶酔していて、よく似た絵画を自分でも書いていた。

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「デイジーと菊とダリア」

この曲の解釈についてはいろいろあると思うけど、精神的な錯乱をそのまま詩にしているような印象。もしくはヤク中ぶってみた曲。

 

『OK』 1983年

 

OK

OK

 

ハワイで収録したアルバム。現地の録音環境が良かったおかげで、納得のいくものができたと清志郎も満足げだった。ビートルズを意識した「Drive My Car」や、女のラジオパーソナリティーを放送中に号泣させた切ないラブソング「Oh Baby」など、RCを普段聴かない人が親しみやすい曲が多いアルバム。全体的に音は軽めだけど、なんとも言えない心地よい抜け感がある。

 

 

お墓

 

お墓

お墓

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ぼくはあの街に二度と行かないはずさ
ぼくの心が死んだところさ
そしてお墓が建っているのさ

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l01c51e.html

清志郎の高3のときの彼女だった、豆腐屋の娘とのお別れを書いた曲。結構あっさり振られてしまったようで、それを割と根に持っていた様子。レゲエ調で、かわいらしい声で歌っている。同じ彼女については「三番目に大事なもの」という曲も書いている。

 

 

うんざり

 

うんざり

うんざり

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うんざり

うんざり

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おまえの愛が必要さ
三途の河を渡るその前の晩まで
おまえの体を抱きたいぜ
よごれたシーツのその上で ざり
うんざりBabyうんざりBaby
うんざりBabyうんざり ざり

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 https://petitlyrics.com/lyrics/942598

 

うんざりベイベーうんざりベイベーうんざりベイベー

わたし子供出来たらこれ一緒に歌いたい。

 

『い・け・な・い ルージュマジック』 1982年

 

い・け・な・い ルージュマジック

い・け・な・い ルージュマジック

 

 

 

い・け・な・いルージュマジック

Oh Baby いけないよ
Baby Oh Baby どこに行くの, No No
他人の目を気にして生きるなんて
くだらない事さ ぼくは道端で泣いてる子供

作詞:忌野清志郎 作曲:坂本龍一 https://petitlyrics.com/lyrics/133011

 いわずもがなの有名曲。PVおもしろいので見てください。八つ墓村かよってレベルで体に電飾つけた坂本教授と清志郎がバタバタ走っていく場面がツボ。このPVはいろいろと意味わかんないけど、あまり意味を考えないほうがいいと思う。考えるな、感じろ。

『FEEL SO BAD』 1984

 

FEEL SO BAD

FEEL SO BAD

 

 

 

自由

 

自由

自由

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俺は法律を破るぜ
義理も恩もへとも思わねえ
責任のがれをするぜ
俺を縛ることなどできねえ

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l003f49.html

清志郎は「ちゃんと税金払ってるぜ」(「ブン・ブン・ブン」より)と言ったり、法律破るって言ったり、つかみどころがないですねえ。「汚いこの世界で一番綺麗なもの、それは俺の自由!自由!自由!」わたしの母のような気の弱い少女も少年も、この歌詞に勇気づけられたんでしょうか。ぎらぎらとした不遜な清志郎です。

 

 

私立探偵

 

私立探偵

私立探偵

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たぶんオセロかなにかしてあそんでたよ
おいらの愛て?近所のダチさ
聞いてもらえばハッキリするはずさ

かわいい私立探偵 YEAH YEAH
ぼくを取り調べ中さ
きみを泣かせる事は二度としないよ
かわいい私立探偵YEAH YEAH

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l01917b.html

 愛しい彼女に浮気を疑われたシチュエーションの曲でしょう。しかし、そんな場面で「オセロかなんかしてあそんでたよ」ってトボけすぎではないでしょうか。こんなおまぬけなこと言われたら思わず許してしまいそう。

 

 

不思議

 

不思議

不思議

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おまえは英語教師で
何処かの国のSPY
俺は資本主義の豚で無い物を売り歩く
ああこの街で会えるなんて不思議

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l005a96.html

 かなり毛色の違う曲。怪しく色っぽいメロディーに、意味不明な歌詞。たしかこの曲はPVが相当おもしろかった。砂に埋まったキューピーとかラクダとかを次々引っ張り出していくんだけど、なぜか清志郎も掘り起こされる。

RCサクセション 不思議 - ニコニコ動画

 ↑ありました。埋め込みできなかったので、お手数ですがニコニコでご視聴ください。

『HEART ACE』  1985年

 

HEART ACE(ハートのエース)

HEART ACE(ハートのエース)

 

 

一番好きなアルバムかもしれない。最後が『すべてはALLRIGHT』で終わるのもたまらない。

 

 

僕とあの娘

 

ぼくとあの娘

ぼくとあの娘

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あの娘はズベ公で
ぼくはみなしごさ
とっても似合いの ふたりじゃないか

白い目で見られるのなんか
もう慣れちまったよ
だから本気で だから本気で
あたためあっているんだぜ

汚れた心しか
あげられないと
あの娘は泣いていた きれいじゃないか

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 https://www.uta-net.com/song/119799/

スケ番だった元彼女のことを歌った曲。清志郎は実は戦争孤児でもあって、母親の妹の家族に育てられた。だからみなしご。

 

この詞はオレが二番目につき合った女の娘のことをうたってる。その娘はフォーリーブスのファンだったな。で、池袋に住んでるスケ番だったの。韓国人とのハーフで、デートの時に眼帯なんかして来るんだ。しょっちゅうケンカなんかしてたらしい。その娘がオレにね、オーティス・レディングの『ラブ・マン』っていうLPをくれたよ。その娘はやっぱり凄く新鮮だったね。オレのまわりにいた、なまぬるい環境のヤツらと違ってたからね。オレと同じもらいっ子だったけど、ずっとオレより不幸な生い立ちだった。スルドイ娘だったよ。

結局、引越して遠いところに行っちゃったけどさ、十年くらいして突然、電話があった。でもその時も不遇な環境で、精神的にも肉体的にもボロボロになってたようだ。ちょっとおかしくなってた。

そしてある日、クスリなんかで突然逝っちゃった。

今でもその娘がくれたオーティスのレコードはよく聴いてる。

『GOTTA! 忌野清志郎』より

 

 

海辺のワインディングロード

BABY もうきみの目を
今までのようには見れない
BABY もう 二度と
ぼくの目には見えない

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l000e9d.html

清志郎が精神的にかなり安定していて、いいコンディションの時にできた曲。珍しくキラキラした恋愛を歌っていて、ちょっと聴いていて照れる。

 

 

すべてはALLRIGHT(YA BABY)

 

すべてはALRIGHT(YA BABY)

すべてはALRIGHT(YA BABY)

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頭ごなしに 笑われても
うぬぼれて 踊ってりゃEのさ
とつぜんの贈り物を
受けとるときがきっとくるさ

なぜ?母のない子のような
なぜ?こんな胸さわぎ
叫んでも
閉じこもっても
Oh 涙をふいて BABY
もっと強く抱いて

作詞:忌野清志郎 作曲:春日博文 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l004ad0.html

語彙力を失うくらいいい曲。

これほど奮い立たせられる曲があるかなあ。「なぜ?母のない子のような なぜ?こんな胸さわぎ」って歌詞が、ときどきどうしようもなく襲われる不安をとてもよく言い表していてすごい。それでもアルバム最後にふさわしい、元気の出る曲。トータス松本が歌ってたけど、結構似合ってる。

『MARVY』  1986年

 

MARVY

MARVY

 

 

MIDNIGHT BLUE

物影にかくれて誰かが待ってる
ヤバイ物をしこたま持ってる
ぶっとばせ MIDNIGHT 心配はいらない
ゴキゲンなもの おまえにあげる 

作詞:K.IMAWANO 作曲:K.IMAWANO https://www.uta-net.com/song/115893/

金子ノブアキとkenkenのお母さん、金子マリさんをみなさんご存知ですか?彼女はRCと家族ぐるみの付き合いをしていて、ライブでも清志郎と一緒にど派手な衣装でこの曲を歌っていました。シモキタのジャニス・ジョプリンと呼ばれるほど、ソウルフルでかっこいい女性です。

 

 

COOL FEELING(クールな気分)

 

COOL FEELING・クールな気分

COOL FEELING・クールな気分

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黙っていても二人見つめあうだけで

なんだか クールな気分

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l019167.html

 どうした?というくらい低体温な曲。でも謎の中毒性あり。

 

 

NAUGTHY BOY

 

NAUGHTY BOY

NAUGHTY BOY

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いずれ誰もが年老い

二度ともとには戻れやしない

気ママな奴だった HEY!NAUGTHY BOY

普段の君は今じゃただのオヤジさ

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l004b60.html

みんな仲良しのロック小僧だったのに、いきなりおとなしくなってどうしたよ。そんな感じの歌詞。秋の初めの冷えた空気を思わせるような、さみしげなメロディー。

わたしも地元の同い年の友達が、結婚したり妊娠したりフィーバーしてて、「おいおいどうしたよ」って感じでしたが、ちょっと違いますかね。

  

『COVERS』  1988年

 

カバーズ

カバーズ

 

 

 ラヴ・ミー・テンダー

 

ラヴ・ミー・テンダー

ラヴ・ミー・テンダー

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放射能はいらねぇ 牛乳を飲みてぇ
何やってんだー 税金かえせ
目を覚ましな
巧みな言葉で 一般庶民を
だまそうとしても
ほんの少しバレてる その黒い腹

作詞:K.Imawano 作曲:E.Presley&V.Matson https://petitlyrics.com/lyrics/256149

3.11以降、清志郎が「原発の危険性を見抜いていた予言者だ」みたいなことが言われるようになりました。「たしかにね」と思う反面、複雑な気持ちでもあります。そういうイメージが独り歩きして、昔のロック小僧だったときの曲が聴かれなくなるのではないかと思ってしまうからです。清志郎は社会的なメッセージのある曲を発表する代償に、何かしらを失ってきたような気がします。

清志郎は何かの使命感にかられるように、社会的なメッセージが強い楽曲を発表するようになりました。戦争で亡くなったお母さんのことを知ったのが、動機として大きかったと言われています。でもそれは清志郎個人の思いであり、この頃からバンドメンバーとはすれ違うようになってしまいました。

清志郎が亡くなったあとの、チャボのインタビューを見ていると、当時のすれ違いのさみしさが伝わってきて切なくなります。

とはいえ、清志郎が使命感をもって発表した曲なので、聴くべきでしょう。

 

 サン・トワ・マミー

 

サン・トワ・マ・ミー

サン・トワ・マ・ミー

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サン・トワ・マ・ミー 夢のような
あの頃を想い出せば
サン・トワ・マ・ミー 悲しくて
目の前が暗くなる
サン・トワ・マ・ミー

作詞:ADAMO SALVATORE 作曲:ADAMO SALVATORE http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l01121b.html 

越路吹雪さんで有名な「サン・トワ・マ・ミー」

清志郎が歌うとこうなるんですね。

 

イマジン

僕らは薄着で笑っちゃう ああ 笑っちゃう
僕らは薄着で笑っちゃう ああ 笑っちゃう 

訳詞:忌野清志郎 作曲:John Lennon https://petitlyrics.com/lyrics/2737166

ことばが要らないくらい素晴らしいので、見てください。

 

『Baby a Go Go』  1990年

 

Baby a Go Go

Baby a Go Go

 

 

一度すれ違ってしまったけど、またふつうのロックバンドをやりたいという気持ちで作ったアルバム。しかしもうメンバー同士の心は離れていて、修復不可能なところまで来ていました。どれも名曲だけど、響きが哀しい。

 

 

I LIKE YOU

 

I LIKE YOU

I LIKE YOU

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さぁ笑ってごらん HA HA HA HA HA

ほらうぬぼれてごらん HA HA HA HA HA

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l0012cc.html

外国の子供歌みたいな雰囲気の曲。股間をふろおけか何かで隠した清志郎が、おどけているPVだったと思うけど、それすらさみしげだった。しかし、清志郎の死後に発表された未発表音源を収録したアルバム「Baby #1」では、とてもいいアレンジがされています。息子の竜平(たっぺい)さんの声もひっそりと入っていて、素敵です。

 

I Like You

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あふれる熱い涙

 

あふれる熱い涙

あふれる熱い涙

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Baby 空が引き裂かれても

俺はこわくないさ

Baby 俺を悩ませるのは

お前だけさ

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l000e9c.html

ふれる つい みだ~」 

口をおっきく開けて、明瞭な発音をするのが清志郎の美点。こんな切ない曲でも、それは変わりません。昔アコースティックギター買ってもらって、ひたすらこれを練習してた思い出。

 

 

空がまた暗くなる

 

空がまた暗くなる

空がまた暗くなる

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ああ 子供の頃のように
さぁ 勇気をだすのさ
きっと 道に迷わずに
君の家にたどりつけるさ

おとなだろ 勇気をだせよ
おとなだろ 知ってることが
誰にも言えないことばかりじゃ
空がまた暗くなる

作詞:忌野清志郎 作曲:忌野清志郎 http://j-lyric.net/artist/a001cbe/l019178.html

子供のころはこの歌詞がいまいちぐっと来なかった。今でも子供だけど、なんとなくわかってきた気がする。 

おまけ

なんだか、解散時のさみしげなアルバムを最後にもってきてしまいました。

たしかにバンドメンバーとはすれ違ってしまったけど、そのあと親友のチャボとは仲直りして、素敵な演奏をしています。

 

みんな大好き「君が僕を知ってる」

 

この動画は、何度見ても泣けてくる。照れたような二人の周りを囲んでいる草が、そよぎながら歌っている感じがする。

 

大切な本

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 もう絶版になっている『GOTTA!忌野清志郎

母から譲り受けました。母曰く

 

清志郎のことを反吐が出るくらい嫌いだった友人が、夢中で二時間で読破した」

 

とのこと。母さん帯書けよと思いました。

追悼本を量産するくらいなら、こういう本を再版してほしいですね。